勉強して来ました(^_^)v

こんばんは。
今日は、「白山市の在宅医療連携を考える会」に参加して来ました。

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県健康福祉部長寿社会課長兼地域医療推進室次長の三浦靖子氏の基調講演から始まり、独立行政法人 国立長寿医療研究センター名誉総長の大島伸一先生の特別講演がありました。

日本は世界一の高齢国になり、平均寿命は2013年に、女性86.61歳、男性80.21歳。
女性は世界1位、男性も4位で高齢化率、65歳以上の割合が23%。
ついでイタリアとドイツが20.4%と同率2位。
興味深いのが、この三つの国…第二次世界大戦の敗戦国。
何故、そうなったかは諸説あるとかで、
私も考えてみたけど、若い人がたくさん亡くなり、ある意味復興を頑張ったからかな、死の恐怖に直面して生きることへの思いが強くなったのかな?
厳しい局面を生き抜いたから、耐性がついたのかな?
厳しい国を支えて来た方を大事にすることをしてきたから?

徒然草の吉田兼好の時代は平均寿命は40歳くらい、織田信長の時代は人間五十年、この間は300年くらいでやっと10年平均寿命が延びているのに、いまや20年余りでぐんぐん延びています。
長生きできる国は良いことだと思っていたら、そこには課題がたくさん。

すべての社会は生きること、生きながらえることをめざす。

老人をいかに処遇するかによって社会は、その真の姿を露呈する

「老い」シモーヌ・ド・ボーヴォワール
(朝吹三吉 訳)

この言葉で締めくくられた講演に、これから課題満載の老人福祉を思い、それだからこそ、私達ができることを考え、実践していかねばならないと感じました。