☆キラッと迷画館8☆

先月に東京出張時に空港でトイレに入ったらトイレットペーパーが三角に折ってありました。

次に使う人が気持ち良く使用できるようにしてくれたんだと思い、見習わなくちゃと私も真似しましたが、慣れないことをしたせいでスッカリ流すのを忘れてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

(飛行機に乗ってから流し忘れを思いだし、なんとも言えない罪悪感に囚われました)

 

 

以前5と6の間と言うことで番外編的位置づけで、本家本元の私以外の職員から映画が紹介されていましたが、個人的に「5と6の間」のキーワードから、「マルコビッチの穴」を連想し、マルコビッチのインパクトの強さを思い出してしまいました。

そのため紹介されている映画の印象が一切残らなく読み返してみると、福祉に関する映画だから紹介したのが、今になってわかりました。

今回はせっかくなのでその流れを汲み、(相変わらず空気が読めず、全く福祉と関係ない映画を数本挟みましたが・・・)紹介する映画は・・・・

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「最強のふたり」

監督エリック・トレダノ(2011年フランス)

タイトルだけ見ると、マジか?と配給会社のネーミングセンスに疑問を感じるでしょうし、またアホ映画の紹介だと思われてもしょうがないのですが、このコーナーが正式に始まる頃から、いずれは必ず紹介したい名画でした。

あらすじを紹介しますと、舞台はパリで脊椎損傷で首から下の感覚が無い大富豪が、住み込みの介護職員を探していたところ、失業保険を更新したいがために不採用通知を貰いに来ただけの、どうしようも無い男を雇い、次第にわ〜っと仲が良くなっていく、ハートウォーミング?って言うんですか?私が思うに福祉を生業にしている人、皆さんに観ていただきたい実話を元にした映画です。

(実際の設定からは色々と変更されていますので、あくまでも実話を元にしたフィクションです)

フランス映画の中でも、かなり有名な部類(日本で公開されたフランス映画の歴代興行収入一位)に入ると思いますので、観たことある人も多いかと思いますが、この映画上記の内容のあらすじだけ読むと堅苦しそうな映画を想像しますが、かなり笑いの要素も強い映画です。

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観終わった後の感動や清々しさはなかなかのもので、久し振りに泣きました。

(酔っ払うと大概どんな映画でも泣けるんですが、シラフで観て泣いたのはかなり久し振りです)

笑って、泣けて、感動する映画なんで家族や恋人と観るには、うってつけの映画ですね。

ちなみに私の好きなシーンは車中での会話シーン。

オープニングを始め、車中の会話シーンには重要なシーンが多く、マセラティのクアトルポルテだと思うのですが、あの車はおそらく身体の自由がきかない主人公の、願望の象徴の一つとして使われているのではないかと思っています。

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そんなこんなで8回目も無事劇終になるのですが、この「最強のふたり」は私のDVD・Blu-rayコレクションで「スターウォーズ」Blu-rayBOXや「グラインドハウス」BOXセットと同じく、重要なお宝映画なんですが、実は借りパクされています(泣)

これみていたら、施設まで郵送で送って下さい(祈)

 

それでは皆さんサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。